いつも頑張っている人は、「頑張る自分の姿が好きな人」だと思います。
しかし、そんな人が急に「頑張れない人」になった時どうなるのでしょう。
みなさんは、そんな経験ありませんか?
私はいつも「頑張れなくなった方」にこう言います。
休憩するために体が悲鳴をあげてくれて、「ゆっくりしなさい」と息を抜く時間をもらったんだから悪い事と思ったらダメだからねと…
自分がしていたことは、やりたい事ではなくて、無理して頑張ってやり続けていたと気づくことも大事です。
自分の体裁や見栄などもあり、なかなか限界を超えるまでは気がつかなかったのかも知れません。
きっと、他人や周りの人に良く思われたいとか、期待に応えなければいけないと、もしかしたら無理やり頑張ったのではありませんか?
良いですか?
人間は完璧ではありません。
マイナスがプラスにそしてプラスもマイナスになることがしばしばあるものです。
みんなの視線が怖くなったら赤信号です。
止まれ!の合図です。
今まで、あなたが失敗もほとんどなく「羨ましがられる存在」だったあの時、「頑張れない人」がきっとどこかにいたはずです。
今、あなたは自分の最悪な状態を誰にも見せたくないかもしれませんね。
だからこそ、「弱い自分に向き合う」事こそがこれからの新しいあなたに出会えることなのです。
夢があるのに頑張れない人の場合
なりたい自分への道や目標があって夢もあるのに「頑張れない方」は、次のように考えたら少し楽になりますよ。
例えば、「保育士」になりたいという夢があるとします。
どこに惹かれてなりたいかと考えたときに
- 保育士になって子供と触れ合いたい
- 保育士になって子供達や父兄からも頼られる存在になりたい
- いつも子供達に囲まれて保育のことなら任せても安心と慕われたい
と考えたとします。
それなのに、保育士の勉強をしないで、仕事方法も覚えずに「頑張れない、頑張れない」と言いながら、厳しい勉強をしていないならその人はその仕事に気持ちを込められない。
つまり、仕事に集中出来ていないという結果になりますね。
すなわち、頑張れなかったという事ですね。
描いた夢と現実は違う事が生きていると、本当に多いものです。
その結果、自分の夢見た保育士は、憧れであって実際にはなかなか難しかったと感じてしまいます。
目標があっても頑張れないという場合は、今回の例で言うとその保育士になる夢を叶える事が出来たら何を得るのかと考えてみても良いのではないでしょうか。
自分がその目標を達成した時に自分に対してどのようなメリットが生まれるのか、またどのようなデメリットが生まれるのか。
あらかじめある程度の予測をしておくことで、目標を明確に設定することが出来て、理想と現実のギャップに苦しまずに済むはずです。
無理し過ぎは注意
気持ちが充実して「頑張っている人」は眩しいくらい素敵ですが、「必要以上に頑張っている人」は他の人から見ても「無理してる」と感じるものです。
みなさんは、「無理しないでね」と誰かに声をかけられたことはありませんか?
そんな時は、有難い言葉だと感謝してくださいね。
その人は、いつもあなたの事を考えてくれる優しい方だと思いますから。
人生は様々な事が本当にあるものです。
悩みを聞いてくれる上司や同僚がいたら全てではなく話せる範囲で良いので、相談するだけで楽になるはずです。
しかし、考えても考えても前に進めない時は待つことではなく、そのまま止まる事も大事だと思える自分になりましょう。
あとからきっと、「なるほどそうだったんだ」と思える未来が来るのですから絶対焦らないでください。
頑張らない事も大事だとわかる瞬間です。