カウンセリングをしている中で、「成長したい」「自分が変わりたい」と悩んでいる方がいらっしゃいます。
そのような悩みを抱えている方は、次にあげる事を考えて行動すれば「成長できる」きっかけが出来ると思います。
- 自分の置かれた状況を確認する。
- 自分の環境を確認する。
- 自分に足りないものを拾い出す。
- 他人のせいにしてはいけない。
- 言い訳をしていない。
- 自分中心の考えをしない
何か問題が起きると、他人のせいにする人がいます。
他人の気持ちを分かってあげるのではなくて、「自分を守る事に必死」な人です。
すなわち、自分の失敗を認めるのではなく、他人のせいにしまうのです。
指摘された時に出る言葉が
「だって、〇〇〇でしたから…」
「でも、〇〇だったから…」
などと言う人なら、周りの人はきっと「他人のせいにするなんて、ひどい人。」と思っているかもしれませんね。
それでは、「成長する人」はどのような態度をとるのでしょうか?
まず、決まってこう言うのです。
「申し訳ありません。」と。
最近では、子供も大人も、自分の責任をすべて他人のせいに転換させて、人ごとのように平然とされてる人も多くなりました。
このような、傾向を「悪いのは私じゃない症候群」と呼ぶのだそうです。
「成長したい」「自分が変わりたい」と思うのなら、間違った時には「ごめんなさい」と素直に謝ることです。
すると、自然と性格も人のせいにしない、優しい思いやりのある人に変化してきます。
きっと他人から好かれる人になるでしょう。
それに、好かれる人は他人からお願い事をされますが、皆さん気軽に「はい、良いですよ」と返事をします。
このフットワークの軽さが確かな人間関係を育むのです。
他人に頼まれるのは、少なくともあなたに好感を持っていることなのです。
決して「面倒くさい」と思うのではなく、「有難い」と感じて引き受けてください。
「奉仕」には目に見えるメリットはないのかもしれません。
相手の為にしてあげたいと言う気持ちがなければできません。
また、そのやる気と思いやりがなければ一生しないで終わる人もいるのです。
簡単に出来る奉仕をあげてみると
- 人に席を譲る。
- 道を訪ねられたら道順を教えてあげる。
- 弱い人に思いやりを持つ。
- ゴミ拾い。
など出来そうな事から始めてみてください。
人に頼られる事はとても素晴らしいのです。
「人が動く前に動いてあげる人」になる。
相手に喜びを与えられる人は、いつもにこやかです。