Pさん:「授雲さん。どうしたら人に好かれますか?」
授雲 :「わぁー、そう今思っただけで好かれる人の一歩だと思いますよ。」
Pさん:「具体的に教えてくださいね」
そう言ってメモを取りながら話をされるPさんは中学校教諭をしている46歳の男性です。
まず、人に好かれる為には、3つのことを持ち合わせたら大丈夫です。
では、その3つとは何でしょうか?
- 人の話を聞いてあげるゆとりがある事。
- 素直さと明るさと真面目な心がある事。
- 個人の時間とみんなといる時の時間を区別出来る事。
当たり前の事でもなかなか難しいですよね。
簡単に説明すると、人に好かれたいと思うのであれば、あなたの近くにいる素敵な方の行いを観察していると、この3つを既に持ち合わせていると思います。
「もめないために生きる事」も大事ですね。
Pさんのように、学校の教諭をされている方は、思春期の学生を指導する傍ら、自分の行動や言動を皆から観察されている事もありますから、きっと「素敵な人間になりたい」と思うのでしょう。
人間には向上心がとても必要なのです。
辛い思いをしたり、自分の大事な時間を失う事があったり、不幸な事を経験したら、二度と同じ事や嫌な目に合わないように警戒したり、学んだり、自分の時間をより大切にしたいと思い願います。
私はカウンセリングしていていつも思います。
知らないこと、知りたいこと、やりたい事は教えてもらえるところがあれば聞きまくり、すぐ実行にうつす事だとおもいます。
実行する今に集中するだけで、成功します。
「私は実行するんだ」
「出来る事だから任されたんだ」
と思い込む事なのです。
実は、このPさんは中学校1年生の頃はいじめにあって登校拒否の経験もあるのです。
その経験もあって教育現場を変えたいと思って現在に至るのです。
不思議と登校拒否になるような生徒が分かるらしいのです。
ですから、前もって優しい声かけや、面倒見のよい生徒と係りを組ませたりしてコミュニケーションが自然に出来るようにしているそうです。
やはり、経験はその人の心に自信とゆとりを生み出すものなんだなぁと思います。
現在、辛い事があって暗いトンネルの中だと思う事でも、ほんの少し考え方を明るく持って、将来あなたが困らない為の、人を助ける為の道のりだと考えてみたら良いのではないでしょうか?
人それぞれに人生の歩く道があるのです。
しかし、時々一方通行になったり、突然道に霧がかかって見えにくくなっても逃げずにゆっくりそおっと歩く事もあるし、マッハスピードであっという間に道を通り過ぎる事だってあります。
いかなる時も元気な体と折れない心が大事ですね。
今日もその頑丈な体と心を作っているのかもしれません。
素敵な人になるためには、苦しいことも、嫌な事も受け入れる努力をする事と、どんな時も逃げないあなたでいる事こそが一番の早道です。
人それぞれに道ありて
泣くも笑うも我人生
いつも幸せ祈っております。