誰もがきれいな物、魅力ある物を愛する事は出来ますが、汚く、無様になった物でも棄ててしまうことは難しいものです。
本当の愛とはきれいな物に心惹かれるのではなく、自分の選んだ人や物がどんなに醜くなってもそれをいつまでも棄てないことではないかと思います。
「感謝」とは感じて謝ることを言います。
私達は今まで沢山の人の支えがあり、今日の日を迎え、導かれています。
改めてその有り難さを感じるのです。
「感じるだけで、ただ謝るしかない」という深い意味があります。
感謝の反対とは?
では、感謝の反対とはなんなのでしょうか。
感謝の反対は当たり前です。
当たり前になると与えられたものは、その人から離れていきます。
人は失って初めて有り難みが分かるものです。
皆両親から生まれ、15歳までの環境で性格が出来上がり、18歳から22歳までの間に自分の将来を決め、男性は25、30、35歳と5年ごとに自分の将来に不安を覚えます。
結婚して、子供を産んで子供を育てて、就職してから子供が結婚してそれから老後となります。
人生を80年とした場合、27歳が1万日、54歳が2万日、そして80歳が3万日となります。
人生が1万年なら人は運が良いとか悪いとかを言わないと思いますが、どうしても人より幸せになりたいと思ってしまうのでしょう。
人の持っている物がよく見えても自分が持っている物や選んだ物が一番良い物だと自覚してみてくださいね。
使い勝手が良い物が「運気」を上げる物なのです。
自分にとって普通が一番自然な事で幸せな事に違いありません。