「授雲さん、願いが叶いました。」
そう言って店内に入って来られたのは56歳のA子さん。
A子さんは37歳で御主人を病気で亡くされてからは御自分お一人で3人のお子様をお育てになられた方です。
しかも、それだけではなく今年見事ケアマネージャーの資格にも合格された努力と根性の女性なのです。
37歳の時に悲しみのあまり家から出ようとしない彼女を心配した職場の同僚の方が私のところへ連れて来られたのがきっかけで、職場に復帰されてそれからは家族の問題や仕事の悩みを相談に来られていらっしゃいます。
A子:「授雲さん、私は元気で働けて子供に迷惑をかけない生活をしたいのです。その為に今回は頑張りました。先生の後押しがあったからです。ありがとうございました。」
授雲:「そう言ってもらえるだけでとても嬉しいです。でも、子供さん達はいつも勉強をするあなたの姿を見て高校、大学とあなたの後ろ姿を見て育ったのだとおもいますよ。」
この方のように、いつも向上心と精神的にぶれない強さを持っている方は、プライドはもとより負けず嫌いと自分の気持ちに正直にまっすぐ努力をコツコツする人です。
行動することが生きる事であり、新しい自分を発見する事でもあります。
人生は一度しかありません。
元気な身体か素直な心、やり抜く根性かあれば叶う時間やタイミングは人それぞれ違っていでも必ず叶うのです。
「授雲さん、神様はいますか?」
ある方に聞かれました。
私は答えました。
授雲:「はい、おられますよ。人生がずっと楽しいはずだけでもないのです。
心が傷つくことがあったり、なんで私だけだと思う事もありますよね。
しかし、試練をいつか克服すれば、いつかかならず神様は遠慮せずやってきて、あなたの失敗を忘れさせるくらいにハッピーな出来事が降って来るものなのです。」
人の身の上については、他人から見た感じが幸せに映りさえすれば良いのです。
さて、「幸せだなぁ」と言葉に出してみてください。
不思議と幸せが寄って来るものなのです。
人間は辛くて苦しい自分と、喜びと感謝を持てる人がいるものです。
ある方がこんな事も聞かれました。
「授雲さん、自分に自信を持つ方法はありますか?」
授雲:「はい、自信は毎日の仕事を繰り返す事や毎日日常で出来る事をコツコツ積み上げる事、つまり経験値で自信というものがつくのです。」
そうです。
慣れて来ると自信はつくものです。
あなたの日頃の努力をしっかり世間の方も先祖もそして、神様もちゃんと観察しながら応援してくれていますから、決して手抜きはいけません。
ほら、幸せに導いてくれるはずです。
いつも幸せ祈っております。