プルプルルー プルプル…
K:「もしもし、博多のKです。お久しぶりです。
FBでいつも授雲先生のご活躍を拝見しております。
じつは最近更年期なのかわかりませんが体にも元気がなく、何もかも投げ出したくなります。
甘いものもとても欲しくなり体形もブクブクで、本日は少し元気をもらいたくて電話鑑定をお願いしました。」
授雲:「Kさん、お元気でしたか?
去年鹿児島にいらした時はパートを始めたばかりでしたからね…。
もう慣れましたか?」
そういう事から話し始めていったのです。
私も以前福岡に住んでいたこともあり、初めてご来店いただいた時には福岡の三大祭りでもある毎年7月に行われる「博多祇園山笠」の話しで盛り上がったのです。
とても気さくで愛嬌の良いKさんが「何もかも投げ出したくなる」とは…
あなたもKさんのような気持ちになった事はありませんか?
おそらく今の現状は、結構頑張っているあなたがどこかで悲鳴をあげているのでしょうね。
頑張りしすぎて、目に前の何もかもが嫌になり傷つく事があるのだと思います。
私は優しくKさんに言いました。
授雲「お子様の高校受験を前に塾代の工面をせっせと頑張り、月一度のご主人のご実家の墓参りも欠かさずしたりして、長男の嫁だからしっかりしなきゃと頑張り過ぎたのでしょうね。
人間も動物、心は隠せても体の疲れは隠せないのですね。
例えば夕飯の支度や御茶碗洗いなどは中学2年のお子様に手伝ってもらうとか甘える練習もするべきだと思います。
子供にも自立をさせることは自分の為に生きていくことでもあるのです。」
k:「そうなんですね。
私は三人姉妹の長女に生まれました。
厳しい父も長男で、祖父母が他界してからは実家に親戚が良く集って御盆、正月など集まるものですから、いつも母からも「機敏に行動しなさい」と教育されてきましたので、その反動で自分の子供2人には楽をさせたいと思い、甘えるどころか大丈夫なお母さんでいなきゃという気持ちが優先していたのだと目が覚めました」
授雲:「お子様にお手伝いをもらった時は、『助かったありがとうね』とか『あなたがいてくれて頼もしい』等言って是非甘えてくださいね。」
では、あなたがもしも「元気ですか?」と聞かれたら何と答えますか?
答えは、忙しい、大変、倒れそう etc…
様々あって当然だとは思いますが、良いプラス言葉は違うのです。
今度、こんな機会がございましたら答えみて欲しい言葉があります。
相手:「元気ですか?」
あなた:「はい、お陰様で忙しく仕事をさせてもらっております。
有難い感謝の気持ちでいっぱいです。
周りの方々達のお陰様だといつも実感するところです。」
人は気づかないうちに当たり前だと思っていることでも、視点を変えてみると周りに支えられて日々生かされていることに気づくはずです。
日々感謝を忘れずに。